9/3(月)野球好きの方へ | フリーストレッチング大宮店

こんにちは！

フリーストレッチング大宮です^^

今年も夏の甲子園は、盛り上がりましたね！

当店に高校球児にご利用頂くことがあるんですが、皆さん「肘・肩」の故障が多いです。

今回はそんな【野球に関係するストレッチ】について書いていきます！

 

【野球のパフォーマンス向上障害予防のためのストレッチはあるのか？】

 

ここでは、野球の動作の中でも各ポジションの守備動作に着目してみましょう^^

 

まずはピッチャー投球フォームを分析すると、振り上げ脚を大きく踏み出す際には、軸脚の内転筋群や大腿四頭筋が、踏み出し脚ではハムストリングスや臀筋群が使われす。

踏み出し脚のハムストリングスが硬い場合や、臀部の筋力が弱い場合、体重移動のスピードに耐えられず、腰の回らない状態のまま上半身の力に頼ることになり肩や肘、腰に大きな負担がかかってしまいます。

 

ピッチングは、十分に伸展された股関節からストレッチされた上半身、そして肩周りのストレッチポジションが、鞭のようなしなりを生み出します。

このため、股関節と同様、肩周りの筋肉の柔軟性や肩関節の可動域を十分に確保しておく必要があります。

 

肩関節を外転させる動作では、肩甲骨の内転動作を意識して行うことにより、インピンジメント症候群（※１）も起こりにくく肩関節にかかる負担が軽減されるので、内転動作に関わる菱形筋(りょうけいきん)・前鋸筋(ぜんきょきん)などの柔軟性も高めておきましょう。

 

野手はポジションごとにフィールディング（※２）のスキルが異なりますが、低い構えをキープしたりする場面が多いことから、やはり股関節の柔軟性が大きなポイントとなります。

また、フィールディングでは肩甲骨の動きによってグラブの出る位置が変わってきますし、腰椎や胸椎の回旋がうまくできれなければ守備範囲を狭くしてしまいますので、それらの周囲筋をよくストレッチしておきましょう。

 

キャッチャーは常にしゃがんだ姿勢をベースとし、肩甲骨を大きく動かしてランナーを刺したり、ときには股関節の可動域き最大にして悪球の処理ををしなければなりません。

座る・立ち上がるという動作、ピッチャーへの返球動作など、繰り返し同じ動作を行うポジションだけに、慢性的なスポーツ障害とは常に隣り合わせ。

とてもタフなポジションだけに、股関節や肩甲骨周りのストレッチを含めて日頃からのボディメンテナンスをしっかり行っておきましょう。

 

 

※１）インピンジメント症候群…肩をあげたり動かすときに腱板や滑液包などが肩関節で“衝突したり挟まる”ことで痛みを起こして、それ以上に動かすことができなくなる症状の総称です。

 

※２）フィールディング…「野手の守備行為」を指します。 野手は守備の位置取りが的確であったり、投手であればピッチャー返し　　　にうまく反応できる選手などに用いられる言葉です。

 

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