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胸郭出口症候群

2023/09/10

最新の胸郭出口症候群についてまとめてみた

胸郭出口症候群とは、胸郭(胸の骨格)の出口部分で、神経や血管が圧迫される病気です。この圧迫によって、腕や手に痛みやしびれ、冷感、腫れなどの症状が起こります。

胸郭出口症候群には、神経性と血管性の2種類があります。

【神経性/胸郭出口症候群】

神経性は、腕神経叢(腕の神経の束)が圧迫されるもので、最も多く見られます。

 

【血管性/胸郭出口症候群】

血管性は、鎖骨下動脈や鎖骨下静脈が圧迫されるもので、比較的まれです。

 

胸郭出口症候群の原因は、さまざまな要因が関係しています。一般的には、以下のようなものが挙げられます。

胸郭出口症候群の原因

■ 先天的な異常:頚椎(首の骨)に余分な肋骨がある場合や、筋肉や靭帯が異常に発達している場合など

■ 後天的な変化:事故や外傷で胸郭出口部分に傷跡や骨折がある場合や、肩や首の筋肉が過度に発達している場合など

■ 姿勢や生活習慣:長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で前傾姿勢になる場合や、重い荷物を持つことが多い場合など

胸郭出口症候群の診断は、主に問診と検査で行われます。

問診では、症状の発現時期や特徴、持病や家族歴などを聞きます。検査では、血圧や脈拍、血液検査などの基本的な検査に加えて、以下のような特殊な検査を行うことがあります。

胸郭出口症候群の検査方法

■ 神経伝導速度検査:電気刺激を与えて神経の伝導速度を測定する検査で、神経性胸郭出口症候群の診断に有用です

■ 血管造影検査:造影剤を注入して血管の形態をX線で撮影する検査で、血管性胸郭出口症候群の診断に有用です

■ 胸郭出口部位撮影法:特定の姿勢でX線を撮影することで、胸郭出口部分の変化を観察する検査です

胸郭出口症候群の治療は、原因や症状の程度によって異なります。一般的には、以下のような方法があります。

■ 保存的治療:薬物療法や理学療法などで痛みやしびれを和らげたり、姿勢や生活習慣を改善したりする方法です

■ 手術的治療:圧迫されている神経や血管を解放するために、余分な肋骨や筋肉などを切除する方法です

胸郭出口症候群は、早期に発見して適切な治療を行えば、ほとんどの場合に改善することができます。

しかし、放置しておくと、神経や血管の損傷が進行して、腕や手の機能障害や壊死などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

そのため、胸郭出口症候群の疑いがある場合は、早めに医師に相談することが重要です。

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