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手根管症候群

2024/02/26

最新の手根管症候群についてまとめてみた

手根管症候群とは、手のひら側にある手首の骨と靱帯で囲まれたトンネル(手根管)の中を通る正中神経が圧迫されることで起こる神経障害です。手根管症候群は、主に女性や中高年に多く見られる疾患で、手のしびれや痛み、力の低下などの症状を引き起こします。手根管症候群の原因は、慢性的な手首の使い過ぎや関節炎、甲状腺機能低下症などが挙げられます。

最近では、手根管症候群の診断や治療法について、さまざまな研究が行われています。この記事では、最新の手根管症候群に関する情報をまとめてみました。

診断法:超音波検査

手根管症候群の診断には、従来から行われている神経伝導速度検査や触診などがありますが、これらの方法は正中神経の圧迫度や手根管の形態を直接観察することができません。そこで、近年注目されているのが超音波検査です。超音波検査は、高周波の音波を体内に送り、反射した音波を受信して画像化する方法です。超音波検査では、正中神経や手根管の変形や腫脹などをリアルタイムで確認することができます。また、超音波検査は非侵襲的で安価であるという利点もあります。

治療法:内視鏡下手術

手根管症候群の治療には、保存的な方法としてスプリントや薬物療法などがありますが、これらでは効果が不十分な場合や重症な場合は手術が必要になります。手術では、手首の靱帯を切開して正中神経にかかる圧力を解放することで症状を改善します。従来の手術では、手首から掌にかけて約5cm程度の切開を行っていましたが、これにより傷跡や感染などの合併症が起こる可能性がありました。そこで、近年開発されたのが内視鏡下手術です。内視鏡下手術では、約1cm程度の小さな切開から内視鏡と特殊な器具を挿入し、画像を見ながら靱帯を切開します。内視鏡下手術では、切開部位が小さく出血も少ないため、回復が早く合併症も少ないという利点があります。

まとめ

手根管症候群は、正中神経が圧迫されることで起こる神経障害です。診断法としては超音波検査、治療法としては内視鏡下手術が最新の方法として注目されています。手根管症候群に悩む方は、早めに医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが大切です。

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