BLOG
ブログ

仙腸関節障害とストレッチ

2025/03/19

痛みを和らげる方法と注意点

仙腸関節(せんちょうかんせつ)障害は、腰痛や臀部(お尻)の痛みの原因として見落とされがちですが、正しいストレッチやケアを行うことで症状を軽減できます。

本記事では、仙腸関節の役割、障害の原因、ストレッチのポイントについて詳しく解説します。

1. 仙腸関節とは?

仙腸関節は、骨盤の「仙骨」と「腸骨」をつなぐ関節で、体の安定性を保つ重要な役割を持っています。

主に微小な動きをする関節で、姿勢の維持や衝撃の吸収を担っています。

しかし、この関節に異常が生じると、腰痛や脚のしびれなどの症状が現れることがあります。

2. 仙腸関節障害の原因

仙腸関節障害は、以下のような要因で発生します。

 

✅不良姿勢:長時間の座位や片足重心の立ち方が影響

 

✅筋力のアンバランス:体幹や臀部の筋力低下により、関節の負担が増大

 

✅出産やホルモンの影響:妊娠・出産による骨盤の緩み

 

✅スポーツや事故による衝撃:ランニングや転倒などの外部ストレス

3. 仙腸関節障害に効果的なストレッチ

仙腸関節のストレッチは、関節周囲の筋肉を緩め、可動域を適切に保つのに役立ちます。

 

① 股関節回旋ストレッチ(梨状筋ストレッチ)

🔹 方法

仰向けになり、右足を左膝の上に乗せる(4の字の形)

左ももを両手で抱え、胸に引き寄せる

30秒キープし、反対側も同様に行う

 

🔹 効果

梨状筋をほぐし、仙腸関節への負担を軽減

お尻や腰の痛みの改善

 

② 骨盤前傾・後傾ストレッチ(キャット&カウ)

🔹 方法

四つ這いになり、背中を丸める(猫のポーズ)

ゆっくり背中を反らし、骨盤を前傾させる(牛のポーズ)

10回繰り返す

 

🔹 効果

仙腸関節の可動域を広げる

腰の柔軟性向上

 

③ 太もも前面ストレッチ(腸腰筋ストレッチ)

🔹 方法

片膝立ちの姿勢をとる(ランジのような形)

前の足に体重をかけ、後ろ足の股関節を伸ばす

30秒キープし、反対側も行う

 

🔹 効果

仙腸関節の安定性向上

腰への負担を軽減

4. ストレッチを行う際の注意点

仙腸関節障害の方がストレッチを行う際は、以下の点に注意しましょう。

✅ 痛みが強い場合は無理をしない(ストレッチ中に鋭い痛みを感じたら中止)
✅ ゆっくりとした動作で行う(急激な動きは関節に負担をかける)
✅ 左右差を確認しながら実施(片側だけ痛む場合もあるため、バランスを意識)

 

 まとめ

仙腸関節障害は、腰痛や臀部の違和感の原因となりますが、適切なストレッチを行うことで症状を和らげることができます。特に、股関節・骨盤周りの筋肉を柔軟に保つことが重要です。ただし、強い痛みがある場合は、専門家の診断を受けるようにしましょう。

仙腸関節のケアを習慣化し、痛みのない快適な生活を目指しましょう!

大宮でストレッチならフリーストレッチング大宮店
【電話番号】
048-788-2819
【住所】
埼玉県さいたま市大宮区大門町3丁目200 大西屋ビル1F
【アクセス】
大宮駅より徒歩7分
【営業時間】
11:00~21:00/予約最終受付20:00
【定休日】
木曜日
【SNS】
Instagram
YouTube
Twitter
Facebook

※フリーストレッチング大宮店は【ストレッチ体験20分 500円】を行っております。
※パートナーストレッチの技術を学びたいお客様はストレッチ教室は随時募集しております。
☏ご興味のある方は店頭までお問い合わせください!☏