仙腸関節障害とストレッチ
痛みを和らげる方法と注意点
仙腸関節(せんちょうかんせつ)障害は、腰痛や臀部(お尻)の痛みの原因として見落とされがちですが、正しいストレッチやケアを行うことで症状を軽減できます。
本記事では、仙腸関節の役割、障害の原因、ストレッチのポイントについて詳しく解説します。
1. 仙腸関節とは?
仙腸関節は、骨盤の「仙骨」と「腸骨」をつなぐ関節で、体の安定性を保つ重要な役割を持っています。
主に微小な動きをする関節で、姿勢の維持や衝撃の吸収を担っています。
しかし、この関節に異常が生じると、腰痛や脚のしびれなどの症状が現れることがあります。
2. 仙腸関節障害の原因
仙腸関節障害は、以下のような要因で発生します。
✅不良姿勢:長時間の座位や片足重心の立ち方が影響
✅筋力のアンバランス:体幹や臀部の筋力低下により、関節の負担が増大
✅出産やホルモンの影響:妊娠・出産による骨盤の緩み
✅スポーツや事故による衝撃:ランニングや転倒などの外部ストレス
3. 仙腸関節障害に効果的なストレッチ
仙腸関節のストレッチは、関節周囲の筋肉を緩め、可動域を適切に保つのに役立ちます。
① 股関節回旋ストレッチ(梨状筋ストレッチ)
🔹 方法
仰向けになり、右足を左膝の上に乗せる(4の字の形)
左ももを両手で抱え、胸に引き寄せる
30秒キープし、反対側も同様に行う
🔹 効果
梨状筋をほぐし、仙腸関節への負担を軽減
お尻や腰の痛みの改善
② 骨盤前傾・後傾ストレッチ(キャット&カウ)
🔹 方法
四つ這いになり、背中を丸める(猫のポーズ)
ゆっくり背中を反らし、骨盤を前傾させる(牛のポーズ)
10回繰り返す
🔹 効果
仙腸関節の可動域を広げる
腰の柔軟性向上
③ 太もも前面ストレッチ(腸腰筋ストレッチ)
🔹 方法
片膝立ちの姿勢をとる(ランジのような形)
前の足に体重をかけ、後ろ足の股関節を伸ばす
30秒キープし、反対側も行う
🔹 効果
仙腸関節の安定性向上
腰への負担を軽減
4. ストレッチを行う際の注意点
仙腸関節障害の方がストレッチを行う際は、以下の点に注意しましょう。
✅ 痛みが強い場合は無理をしない(ストレッチ中に鋭い痛みを感じたら中止)
✅ ゆっくりとした動作で行う(急激な動きは関節に負担をかける)
✅ 左右差を確認しながら実施(片側だけ痛む場合もあるため、バランスを意識)
まとめ
仙腸関節障害は、腰痛や臀部の違和感の原因となりますが、適切なストレッチを行うことで症状を和らげることができます。特に、股関節・骨盤周りの筋肉を柔軟に保つことが重要です。ただし、強い痛みがある場合は、専門家の診断を受けるようにしましょう。
仙腸関節のケアを習慣化し、痛みのない快適な生活を目指しましょう!
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